糖尿病治療


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糖尿病運動療法



 
■糖尿病治療方法

 ・インスリン(インシュリン)は、血糖(血液の中のブドウ糖の濃度)を下げるホルモンです。食事の後に血糖が上がらないように調節しています。

 ・インスリン(インシュリン)が不足したり、作用しない時にはブドウ糖が細胞に取り込まれず、血液中のブドウ糖が使えなくなり発症する生活習慣病・成人病です。

 ・ウォーキングは日本人に多い2型糖尿病の治療・予防に大きな効果が期待できます!


1型糖尿病とウォーキング

 ・「1型糖尿病」(インスリン依存型糖尿病・小児糖尿病・若年型糖尿病とも言われる)は、インスリン分泌機能が低下したり、分泌機能が完全に失われた状態です。血糖値を正常の範囲に維持するために毎日インスリンを注射などで投与する必要があります。

 ・1型糖尿病の人がウォーキングを行う場合は、低血糖症の危険性がありますので、特有の症状が出てきたら適度な糖分(角砂糖・飴など)を補給する必要があります。

 ・低血糖症を回避するために、長時間のウォーキング・激しいウォーキングは避けましょう。無理をしないでくださいね。

 ※必ず医師に相談してから開始してくださいね。



2型糖尿病とウォーキング

 ・2型糖尿病(インスリン非依存型糖尿病)は、インスリンの分泌量が少なくなったり、インスリンの働きが悪くなったりして発症します。生活習慣(食事・運動など)が原因と言われ、中高年に発症する人が多いです。日本人の糖尿病患者の95%は2型糖尿病に該当します。

 ・2型糖尿病はカロリー消費量の増加が最大の目的であり、有酸素運動が効果的です。カロリー消費・有酸素運動といえばウォーキングですね!毎日継続してウォーキングを続けてみてください。きっと効果が実感できることでしょう。軽度の糖尿病の場合は、完治してしまう場合もあります。


■妊娠糖尿病とウォーキング

 ・妊婦は妊娠後期に体内のインスリン需要が増大します。それに対して、適量のインスリンが分泌されない時に妊娠糖尿病になります。妊娠糖尿病を発症した妊婦の多くは高齢になると2型糖尿病を発症しやすくなります。

 ・妊婦は胎児の成長とともに運動不足になりがちで、妊娠糖尿病のリスクが高い時期です。足のむくみ・下肢静脈瘤・妊娠中毒症などの予防にもなりますし、体力をつける事は出産に重要です。妊婦さんにはウォーキング・水中ウォーキングをおすすめします。


■糖尿病の治療・予防のポイント

 ・運動療法も重要ですが、食事療法も大切です!献立(レシピ)をよく考え、病院や糖尿病療養指導士のアドバイスを受けて治療してください。

 ・ウォーキングを開始する時は、短い距離から始めて徐々に長くしていってください。準備運動も忘れずにね!

 ・網膜症などの合併症がある場合は運動が制限されている場合がありますので、医師の指示に従ってくださいね。

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